乙4危険物の指定数量の倍率計算を習得しよう!

指定数量倍率計算
指定数量とは
指定数量は、その危険物の危険性の基準となる数値です。下記の記事より指定数量一覧表をダウンロードできます。
数値が小さいほど危険度は大きくなり、数値が大きいほど危険度は小さくなります。「特に危険なものは少量しか所有できない」→「少量しか所有できない(指定数量が少ない)ものは、特に危険なもの」とも考えられます。

指定数量の倍数計算練習
製造所・貯蔵所・取扱書以外での、指定数量以上の危険物の取扱は、消防法により禁止されています。また指定数量未満でも、その5分の1以上の数量(ガソリンなら40L以上200L未満)を貯蔵する場合は、消防署長へ届出が必要です。この『以上』『未満』『5分の1』を求めるために、貯蔵量の指定数量倍率を計算します。下記の計算式を用いて、いくつかの練習問題に取り組みましょう。

『指定数量以上』とは、つまり『指定数量の倍率1以上』です。
『指定数量未満』とは、つまり『指定数量の倍率1未満』です。

単一危険物の指定数量倍率
指定数量の倍率を求める式は単純です。貯蔵量を指定数量で除算するだけです。ここでは『指定数量一覧表』があるので計算に困りませんが、実際の試験では分母となる指定数量を暗記しなければなりません。まだ『指定数量一覧表』を入手していない方は、下記から即時ダウンロードできます。初めはこれと比較しながら問題を解いてみましょう。
[例]ガソリン200L
[式]200L(貯蔵量) / 200L(指定数量) = 1

[例]ガソリン100L
[式]100L(貯蔵量) / 200L(指定数量) = 0.5

[単一]指定数量の倍率計算

単一危険物の指定数量の倍率を計算してみましょう。最初は『第4類危険物 具体例および指定数量一覧表』で、指定数量を確認しながら計算を行うのが最適です。問題を繰り返し解くことで、計算方法と各危険物の指定数量を覚えることができます。式は下記のものです。
指定数量倍率 = 貯蔵量 / 指定数量

複数危険物の指定数量倍率
複数の危険物を同じ場所で貯蔵している場合、個々の危険物について倍率を求めた後、それらを合計します。合計した数値が1以上の時は、例え個々の危険物が指定数量未満だったとしても、全体として指定数量以上の危険物を貯蔵しているとされます。その場合は、表の下段にある計算式を利用します。

[例]ガソリン(指定数量200L)100L、灯油(指定数量1,000L)300L
[式]100L / 200L + 300L / 1,000L = 0.5(ガソリン倍率) + 0.3(灯油倍率) = 0.8

[例]軽油(指定数量1,000L)600L、ギヤー油(指定数量6,000L)3,000L
[式]600L / 1,000L + 3,000L / 6,000 = 0.6 + 0.5 = 1.1

[複数]指定数量の倍率計算

複数の危険物を同一の場所で貯蔵する場合、個々の危険物の指定数量倍率を合計して、全体としての指定数量倍率を求めます。基本的には、単一危険物の指定数量の倍率を下記の式で求めたあと、それらを足し合わせるだけです。
指定数量倍率 = 貯蔵量 / 指定数量